2013年に設立されたベンチャーキャピタルであるBlockchain Capitalのパートナー、Spencer Bogart氏はビットコインの強気なポジションを再確認し、新たな高値へ向けて動き出すことを確信していると言う。CNBCの“ファスト・マネー”という番組内のインタビューにて、Bogart氏はビットコインに対する現在の印象を語った。
ビットコインは2018年には記録的な低水準を経験しており、残りの年は強気な傾向に転じるのではないかと予想する投資家も多くいることだろう。これに対しBogart氏は以下のように述べた。
「それは可能なことだ。これまでは低い数字を見てきたが、今後は高くなっていくことに期待している。以前、新しく価格が低下した場合、その後は転じて上昇が見られると話したが、すでにその低い状況は見られた。」
Bogart氏が主張するように、最近はビットコインに上昇傾向が見られている。さらに、現在ビットコインは価格上昇における様々な起爆剤を持っているとBogart氏は言う。
「ビットコインは現在“一触即発”の状態である。価格が上がるキッカケを待っている状態だ。グローバル通貨戦争、貿易戦争、ETFの承認があるかどうか、などなど。どんな触媒もビットコインを爆発させるだろうと思う。」
Bogart氏は今年の5月にも「年内で1万ドルを超える」など強気な発言をしており、数週間前にビットコインが6,000ドル付近で推移した際も一時的なものだとし、強気な姿勢を変えなかった。
実際、ここにきてビットコインは上昇し始めている。Bogart氏の言う通りなら、市場の伸びが期待できる時期に入ってきているのかもしれない。今後の相場動向から目が離せない。
参考:Twitter(@CNBCFastMoney)