アメリカでコメディアンや、女優、プロデューサーなど幅広く活躍するエレン・デジェネレス氏が司会を務める昼の人気トーク番組「The Ellen DeGeneres Show(エレンの部屋)」で、有名俳優のアシュトン・カッチャー氏がゲストとして出演し、番組内でRipple(リップル)の送金技術を使用して寄付を行ったことが注目を集めております。
デジェネレス氏は「フォーブス」誌が選出する「最もパワフルな女性100人」や、「タイム」誌の「最も影響力のある100人」に選ばれたこともあり、ツイッターフォロワー数は7,800万人と世界のTwitterフォロワー数ランキング7位(2018年5月現在)にランクインしているアメリカの芸能界を代表する大御所。
デジェネレス氏が司会を務める「エレンの部屋」は、広告収入の額では「オプラ・ウィンフリー・ショー」につづいて全体で第2位となるほどの人気を誇る番組です。
そんな人気番組「エレンの部屋」に、俳優のアシュトン・カッチャー氏が出演しました。カッチャー氏は映画「スティーブ・ジョブズ」にも出演する人気俳優であると同時に、テクノロジー系スタートアップなどの投資に力を入れる投資家でもあります。実際に、Uber(ウーバー)やAirbnb(エアビーアンドビー)など成長前の有望株に投資し大きなリターンを得るなどの実績がある敏腕投資家です。
番組内でカッチャー氏は、デジタルアセットのXRPを紹介。どのようにXRPに投資したかについて、また、世界的に価値を動かすXRPのさまざまなユースケースについて話しました。さらに、リップルの創業者であるクリス・ラーセン氏や、リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏と対談したことについても言及し、世界をより良く変えようとする人たちを支援したいと語りました。様々な活動を通して社会問題などに真摯に取り組むデジェネレス氏も、いつも他の人達のためを想っている人であることを説明しました。
「あなたはいつも他の人達のことを想ってくれている。私達は、そんなあなたのことを皆も想っているということを伝えたい。そこで、リップルに代わって私達はあなたに400万ドル(約4.4億円)を寄付したいと思います。」
スマートフォンを取り出したカッチャー氏は、その場で400万ドルをルワンダ・フランへ換金し、デジェネレス氏が運営する野生動物保護基金に送金しました。
実際に送金ボタンを押したデジェネレス氏は泣きながら感激し、感謝を述べながら「I love Ripple」と発言しました。
番組中に4億円という大金を送金するという大胆さはさすがアメリカという感じですが、スマートフォンのボタン1つでこれだけの大金を一瞬、且つ簡単に送金できることがよく伝わる実演でした。この番組内でのリップルを使った寄付により、GoogleやTwitterでリップル関連ワードの検索数が一時的に数倍にも伸びました。
アジア圏で特に注目されているリップルの技術や、デジタルアセットXRPですが、こうした使用例によって米国や欧州への認知度もますます上がっていくことでしょう。
参考:ellen tube