Ripple(リップル)社は26日、英国、ジョージア(グルジア)、マレーシアの3ヶ国にある5つの送金業者に対し、xViaソリューションを提供したことを発表しました。

新しくリップルの顧客となったのは、英国のFairFX、Exchange4Free、RationalFX、ジョージアのUniPAY、マレーシアのMoneyMatchの5社です。

今回の発表の中でリップルの製品担当SVP(シニア・ヴァイス・プレジデント)である、Asheesh Birla氏は以下のように述べました。

「これらの会社はxViaの標準的なAPIソリューションを利用し、RippleNetを通じて支払いを行うことで、新興市場を含む新しい市場に迅速かつ効率的にアクセスします。RippleNetの成長に伴い、通信事業者からモバイルウォレットに至るまで、幅広い種類の決済プロバイダを従来の金融機関に引き続き追加します。このようにして、より相互につながった多様な世界経済のニーズに対応できる主要な金融ネットワークをサポートし、提供することができます。」

RippleNetと接続されることで、より多くのニーズに応えられ、さらなる送金規模の拡大が期待されます。FairFXのCCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)である、James Hickman氏は以下のように述べました。

「xViaによって、より多くの人に、より効率的に、低コストで提供できるようになります。また、RippleNetを使用して、最も透明で効率的かつ真にグローバルな送金体験を顧客に提供するというコミットメントを実現することができます。」

また、規模だけでなく、低コストで安全かつ摩擦ない送金も実現されます。RationalFXのCEOである、Chris Humphrey氏は次のように述べています。

「これはRationalFXの新しいパートナーシップであり、xViaの利点を世界中のお客様に引き渡すことを楽しみにしています。」

xViaは2月にブラジルのBeetech、カナダのZip Remitが使用することを発表しています。さまざまな企業がRippleNetによって繋がることで、リップル社の目指すIoV(価値のインターネット)が実現される未来が期待されます。

参考:Ripple , Finance Magnates