InstagramやTwitter、Facebookなど、SNSを日常的にされている人であれば、画像やツイートなど投稿した際に「いいね」がもらえたら嬉しいですよね。自慢の愛車や、かわいいペット、おニューの洋服の画像や友だちとの写真など、挙げればキリがありませんが、逆に投稿しても「いいね」がまったく付かなければ、気になってしまうこともあるのでは。

スマホ1万台のクリック工場

このたび、ロシアの記者により、中国で「クリックファーム」の様子が撮影され、海外メディアのDailyMailOnlineなどで伝えられています。これによると、およそ1万台のスマホが自動操作により、アプリのレビューやSNSアカウントへのいいねをしているとし、この1万台のスマホが、ひとつの部屋に並べられています。これを2人で管理している様子も伺えます。

ネットでは様々な意見が

この「クリックファーム」に対してネット上でも大きく話題となっています。「中国ってこういうことばかりするな」、「BOT業者もこんな部屋だよなぁ」、「すごい行動力だな」、「資金かかってるな」、「やっすい中古のスマホ集めればニートにもできそう」、「楽に稼げそうで裏山」と様々な声が散見されます。

「いいね」は買うべきではない

楽に稼げるかどうかは不明ですが、不正にアカウントを大量作成して、botでいいねをしていくのはリスクが高いですし、各SNSなどの規約に触れるおそれもありますので、決してオススメはできません。少なくとも、業者に頼んでいいねを買った場合、botの不正利用などで自分のアカウントに何かしらの影響がないとも言い切れません。

確かに、買おうと思えばこういったところで沢山の「いいね」を安く買うことができます。しかし、友だちから本当に価値のある「いいね」をもらったほうが嬉しいですよね。「機械的な1万いいね」と「気持ちのこもった1いいね」、どちらが嬉しいでしょうか。

参考:Mail Online