米Facebookは27日(米現地時間)、同社が提供するMessengerの軽量版、『Messenger Lite』をAndroid向けにアップデートし、日本を含む世界150カ国以上での利用が可能になりました。

「Messenger Lite」では、Messengerとほぼ同等な機能を、より容量が少ない10MB以下で利用できるようになりました。通信速度の遅い環境や不安定な地域、新しいデバイスでなくても快適に使えます。

今回のアップデートでスタンプや絵文字にも対応、オンライン中の確認や、グループのメンバーの削除、閲覧も可能になりました。ビデオ通話と音声通話、位置情報の共有以外はほぼMessengerと変わりなく利用できます。

また、ロゴは同じデザインを採用していますが、配色に変更があり、通常のMessengerのブルーとホワイトカラーが逆になっていて、稲妻のデザイン部分がブルーで、吹き出しのデザイン部分がホワイトになりました。

多くのSNSが機能を拡大し、よりデータ通信が重くなってしまう傾向にありますが、主要な機能だけに絞って、このような軽量版が利用できるようになることで、多くのスマホユーザーにとって、恩恵ではないでしょうか。

参考:Facebookニュースルーム