決済大手PayPalの所有するモバイル決済サービスVenmoは、顧客が手数料負担なしで4種類の暗号通貨を購入することができるようになる「Cash Back to Crypto」機能をリリースした。

Cash Back to CryptoではVenmoアカウントの毎月のキャッシュバックを使用して、取引手数料なしに4種類の暗号通貨を購入することができるようになると発表しており、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)が購入可能となる。

また、暗号通貨へのキャッシュバックは自動化が可能となっており、顧客はリアルタイムで暗号通貨の自動購入を管理でき、いつでも選択した暗号通貨を変更することができると発表では述べられている。

PayPalは現在、暗号サービスを拡大するためにVenmoを含む100以上の求人を掲載しており、新しいウォレット「スーパーアプリ」とオープンバンキングの統合、サードパーティウォレットの転送など、数々の拡張計画を発表してきている。