米国でデジタル商工会議所が「Crypto for Congress」を5日に実施したことが明らかとなった。議会のメンバーがそれぞれ仮想通貨について学ぶことを助けるために全ての議員に対して50ドル相当のビットコインを与えた。

Crypto for Congressは米国議会のブロックチェーン幹部会によりサポートを受けており、幹部会には先日にも米下院でブロックチェーン関連法案を提出・可決に導いたダレン・ソト議員などが含まれる。

米国議会は上院100名、下院435名の合計535名の議員から成りたち、Crypto for Congressにより合計で約26,750ドル相当のビットコインが全議員に配られた。

また、デジタル商工会議所はオンラインの教育トレーニング、ツールキットなどを併せて提供し、仮想通貨の利便性について全議員が実際に触れてみて体感してもらう狙いを語っている。

代表であるPerianne Boring氏は中国や日本など多くの国々がブロックチェーンテクノロジーの採用を進め、研究開発をしていることを引用し、米国が技術革新に遅れを取るリスクに警鐘を鳴らした。

参考:Chamber of Digital Commerce(デジタル商工会議所)