コミュニケーションアプリ『LINE』を手掛けるLINE株式会社が開発に携わる仮想通貨『LINK(LN)』が仮想通貨取引所BITMAXで6日から取り扱いが開始されることが明らかとなった。

LINKは、LINEグループの傘下でシンガポールに拠点を構えるLINE TECH PLUS PTE. LTD.により発行され、2018年にはグローバル仮想通貨取引所BITBOXにより取り扱いが開始されていたが、BITBOXは日本からの利用が出来なかったため、今回の取扱開始によって日本で初めてLINKの取引が可能となる。

LINKはLINEの提唱するLINE Token Economy構想における通貨の役割を担う仮想通貨であり、独自開発のブロックチェーンネットワークである「Link Chain」上に分散型アプリケーションを展開し、LINKを利用可能な「LINKエコシステム」が公開されている。

中国においてQR決済がコミュニケーションアプリを介して爆発的に広まった経緯などもあり、LINEによる仮想通貨経済圏の展開に掛かる注目は国内において非常に大きい。

LINKエコシステムへのサービス提供は今後サードパーティーへも開放される予定となっており、現段階では予想だにしないような発展を遂げる可能性を秘めていると言えるだろう。