ロシア下院においてデジタル金融資産に関する法が採択されたことが22日、現地メディアREGNUMによって報じられた。

デジタル金融資産法によりデジタル金融資産が定義付けされ、これにより仮想通貨のトレードなどは合法化されることとなるが、ビットコインなどを含めた仮想通貨は支払手段として禁止されることとなる。

これらのデジタルデータを貯蓄することは認められているが、国際通貨単位としてもロシアの通貨単位としても認められていないため支払い用途としては認められないとしている。法の施行は2021年1月1日から。

当初予定されていたトークン、マイニングに関する規制は今回見送られ、秋のセッションで議論される別の法案に盛り込まれる予定となった。

参考:REGNUM