次世代Ethereum開発の足がかりとなるテストネットOnyxの立ち上げを開発したPrysmatic Labsが10日発表した。
Ethereum2.0の最新仕様であるv0.12.1準拠まで引き上げられており、フェーズ0におけるメインネットリリースとマルチクライアントの準備が整う前の最終仕様になることを目的としている。
既に稼働しているテストネットTopazと比べいくつかの重要な生活の質が改善され、P2Pメッセージ処理を改良し、eth2のネットワーク実装の堅牢性を向上させた。
またEthereumといえばスマートコントラクトが重要な売りの機能の一つとしてあげられるが、報酬やペナルティの計算など危険なコードに関するテストが大幅に改善されている。
PoWのスケーラビリティを解決するPoSの実装などEthereum2.0により利便性は大きく増すため、その実現へ向けて一歩前進するテストに掛かる期待も大きい。
参考:Prysmatic Labs(medium)