仮想通貨メディアのクリプトスレートは、今年仮想通貨業界において多大な影響を及ぼした10名を選んだ。

その10人についての総括を読むと様々な事を配慮してその10人を取り上げていることが分かる。

今回はトップ5の中から個人的に印象的に残った発言や行動をチョイスしていきたい。

チャンポン・ジャオ

大手仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるチャンポン・ジャオ氏は、今年11月に小規模な政府は仮想通貨を含む経済の自由度が高いが、大国は制限が多いとバミューダ諸島と中国を引き合いに出して持論を展開した。

ブライアン・アームストロング

コインベースの設立及びCEOを務めるブライアン・アームストロング氏は、今月メールアドレスにてビットコインの決済が可能となるシステムの特許を獲得したと発表した。

ジャック・ドーシー

TwitterのCEOであり、またビットコインの支持者でもあるジャック・ドーシー氏は、南アフリカは様々な観点からしてビットコインの大きなホープだと今年11月に語っている。なお2020年度に最大で半年間の滞在を行うことも発表しており、理由はそこにあると指摘されている。

ドービー・ワン

著名なアナリストであるドービー・ワン氏の発言は多くの人が注目している。中国政府が仮想通貨を支援していると感じたユーザー達によって価値が暴騰したが、それに目を付けられて規制当局の動きが厳しくなった事態を受けて「こちらでは何度も警告した」と発表した。

ケリー・レフラー

ビットコイン先物で知られるBakktのCEOを務めるケリー・レフラー氏だが、来年1月からはジョージア州でジョージア州で上院議員に就任することが決まり、仮想通貨にとってしばしばブレーキとなりがちな政治との重要な架け橋役が期待されている。

なお残りの5名はクレイグ・ライトやピーター・マコーマック。習近平やジャスティン・サンやマーク・ザッカーバーグが選ばれている。技術的なブレイクスルーは起きておらず、ビジネス面に注目の集まった一年だったと振り返ることができそうだ。

参考:Crypto Slate