ブロックチェーンを活用したジャーナリズムネットワークを開発するCivil(シビル)がプラットフォームをローンチした。
Civilはブロックチェーン技術を使い、ジャーナリズムの信頼向上を目指すとしており、ジャーナリストがどのような報道をしているのか、身分を明らかにする以外に、支援と言う形でもサポートすることも可能となることから、報道のあり方について注目のプラットフォームとも言える。
プラットフォームのエコシステムをサポートするために、独自の仮想通貨CVLを発行し、ファイナンスの持続の可能性を提供、さらにジャーナリズムへの信頼性向上を目的としている。
Civilのこのプラットフォームには100のニュース配信者が参加しており、コミュニティに参加する読者はCVLが持っている投票権を使い、信頼できるニュース配信を評価して、嘘や逸脱したコンテンツ配信者の意義を申し立てることも可能となっている。
そのため、ただアクセス数を稼ぎたいというフェイクニュースを配信するニュース配信者に対し、その内容が真実と違うのであれば排除することも可能であるため情報の真実が高められることにもなる。
Civilが今後、世界のあらゆるニュース配信が参加できるよう、宣伝活動していくことによってどのようにその情報を信頼することができるか、ある程度の普及活動も必要になっていくことだろう。
Civilにはイーサリアム開発企業のコンセンサスが支援している以外に、昨年の8月にはAP通信と提携したことで、企業価値が高められた経緯もある。今後AP通信のコンテンツ配信以外にどのような活用をしていくか注目される。
参考:CIVIL