DApps(分散型アプリケーション)や独自のサミットを行うことで活発を見せているトロン(TRX)だが、現在1億件を超えるトランザクションを処理していることがわかった。
トロンのCEOであるジャスティン・サン氏が、実際に1億のトランザクションを処理しているTRXのトランザクション数を示す画像をツイッターに投稿している。
取引量が多くなった要因としてDAppsが影響したものとみられており、TRONネットワーク上では人気の高いDAppsの8つはギャンブル系のアプリケーションで、プレイ回数を順調に伸ばしている。
特にプレイ回数が多いのがTRONbet、TronDiceであり、手軽にTRXを用いてプレイできることからTRXのトランザクション量を順調に伸ばす原動力にもなっている。しかしトTRONはギャンブル系のみDAppsを利用しているわけではなく、今後様々なDAppsをリリースする予定であることから、ユーザーにとってはさらなる伸びしろに期待したいところだと言えるだろう。
サン氏はイーサリアムを意識していることもあり、今後イーサリアムより利便性、高機能をアピールしていくことにもなるだろうか。
DApps分野だけに限らず、TRONネットワークの分散型取引所(DEX)であるTRX.marketも話題となっており、3種類のTRC20トークン、6種類のTRC10トークンが取引可能となっているが、今後さらに増えてくる可能性もある。
DApps、取引所以外に今後は決済サービスに対しても充実していく可能性があり、そうなればますます私たちの生活に身近な存在へと進んでいくことだろう。