DApps関連やサミットを開催するなど活発な動きを見せているトロン(TRX)、さらに注目すべきことが発表された。

ブロックチェーンゲームファンドである「TRON Arcade」を設立し、今後3年間で1億ドルを投資しながらブロックチェーンゲームエコシステムを構築していくという。最近はブロックチェーンゲームが活発になってきており、メッセージアプリLINEにおいてもDAppsのアプリを発表したことでも話題となった。

DAppsと言えばイーサリアムベースでのブロックチェーンゲームが日々発表されeSports分野も世界的に注目を浴びているが、マーケット戦略にも力を入れているトロンとしては以前からこの分野に参入したかったことだろう。

ゲームと言うと家庭で専用ゲーム機器を用いて、ゲームをするのがひと昔の環境だったが、今ではスマートフォンやネット経由でのオンラインゲームが主流となってきており、そこでは仲間同士の交流としてコミュニティが形成される事もあって、新たなビジネスチャンスへと繋がる可能性がある。

ゲーム内でのアイテムの売買やキャラクターのトレードなどにもゲーム内で使用されるコインが使われる事になるため需要の拡大にも繋がるだろう。

さらに話題のブロックチェーンスマートフォン「フィニー」内でDApps専用アプリケーションセンター「dCENTER」がサービス提供される事もあり、DAppsは今後さらに注目されていくと考えられる。

トロンはさらにケイマン諸島の仮想通貨取引所BitMartやシンガポールの仮想通貨取引所であるABCCにも上場することが決定したため、世界的にも認められる仮想通貨としてさらに前進することだろう。

これに伴う大きな高騰はまだ見せていないが、トロンが掲げているトークンエコノミーの普及は確実に進んでいる事から今後トロンの価値は高められる可能性がある。

参考:@justinsuntron(Twitter), Tron Arcade