22日5時ころ(日本時間)Ripple(リップル)の公式Twitterで謎のカウントダウンが始まった。まず、一回目に「3… 2… 1… The countdown begins」とツイートし、その後に続けて「3 days of mind-blowing content and speakers」とツイートされた。
このツイートから汲み取れる内容としては、これから3日間に驚くような出来事が発表されるということだが、公式からはこのツイートのみでXRPの保有者の間ではどのようなことが起こるのか“波紋”を呼んでいる。
これに連動するようにXRPの価格も高騰し、一時は0.2ドルまで上昇した。(CoinMarketCapの統計より、以下同)22日12時現在では1XRPあたり0.18ドル(約20円)ほどで推移しているが、これでも前日(24時間)との比較で17%のプラスとなっている。
3日間での発表の内容によっては、このまま相場を上げていく可能性も大いにあり固唾を呑む展開だが、ユーザーの間ではこれまでしばらく停滞していた相場が動き出すと期待の声が散見される。
リップルは現在、仮想通貨全体で時価総額4位に位置しているが、先に暴騰したビットコインキャッシュ(BCH)は相場を下げている。現在1BCHあたり590ドル(約6万4,000円)となっており、前日(24時間)比で20.5%のマイナスとなっている。ビットコインキャッシュは先日から高値を付けていたので、調整局面に入ったとの見方もされているが、このタイミングでリップルが高値を付ければ、再度時価総額3位に戻るだろうと考えられる。もちろん時価総額だけで測るものではなく、総額が上がったところで材料視は無理があるだろうか。
主に国際送金のネットワークとして銀行間で利用されるXRPだが、先にルーマーとしてアリババとの提携も飛び交っていた。これは現時点では実現に至らずこの話題も風化されている。その他にも中国進出の話や、SBIバーチャルカレンシーズで基軸通貨として扱われるといった話も見られ、これが実現されれば流動性が高まることも期待できる。
どのような発表がされるかは現時点では不明だが、いずれにしても公式からネガティブな内容がアナウンスされることは考えづらい。市場参加者からはXRPの相場動向も含めリップル社がどのような発表をするのか、この3日間はとくに話題が増えそうだ。今後の展開にますます期待が高まっている。