UPQ製のスマホ、「UPQ Phone A01X」が2016年9月に加熱焼損した事故について、同社は5月9日、バッテリーが原因の可能性が高いことを明らかにしました。同製品は5月9日までに2016年に2件、2017年に2件の合計4件もの事故を起こしていて、どれも原因はバッテリーからの発熱が原因だとしています。内2件については消費生活用製品安全法に基づく「重大製品事故」にあたり、事故を認識してから10日以内に報告をしなかったため、消費者庁から注意を受けています。事故を起こした問題のバッテリーについては2017年5月下旬ころに案内を行うとのことで、本日5月9日に電話窓口を開設しました。
もはや日常生活に欠かせないスマホ。長時間の使用や、急激なメモリの負荷などで多少の加熱を感じたユーザーも少なくないハズ。むしろほとんどの方が経験しているでしょうか。また、スマホの発熱の主な原因として水没や過充電、漏電なども考えられます。
そのような覚えもなく、いきなり発熱したら誰しもが恐怖を感じるかと思います。このことについて、ネット上でも話題になっていて「どこ製のバッテリーだよ」、「驚きましたぁ~」、「見た目で選んだら痛い目に遭うってことですな」といった声がみられます。他にも「UPQとか初めて聞いた」、「有名だったの?」といったUPQを知らない方もいるようです。
いずれにしろ、今回の事故で大変な思いをされている方がいることは事実です。スマホは精密機器なので、このような事故を100%防ぐのは難しいかもしれませんが、スマホ利用時にバッテリーに少しでも異変を感じたら、スマホから離れるなどして、ヤケドや怪我には気をつけてください。また、スマホを充電する際も、できれば購入時に同梱されている純正品を使用することが望ましいでしょう。