スマートコントラクトプラットフォーム「Ethereum」の次世代版の開発に進捗が見られた。次世代Ethereum「ETH2.0」のテストネットのひとつである「Spadina」が稼働予定であることをEthereum開発者Danny Ryan氏が14日、ブログで発表した。

「Spadina」は3日間だけ実施され、長期運用されるテストネット以前の予行演習に当たるテストネットとされ、2.0メインネットで最もリスキーな要素とされるデポジットやジェネシス機能の試運転を目的とされている。

これらのテストが無事に終われば2.0メインネットへの移行も本格的に視野に入ってくるという。ETH2.0の具体的なリリース日は未定だが、ETH2.0特設ページに年内ローンチ予定と記載があり、テストの進行状況からも年内リリースに期待がかかる。