インドが仮想通貨を禁止する法律の導入を検討していることをインド経済ニュース「The Economic Times」が報じた。
インドでは以前から仮想通貨に対して厳格な規制を求めており、インド準備銀行(RBI)により仮想通貨の禁止令も出されていたが、それに関してインド最高裁判所から3月に違憲であると判断が下されたばかりだが、今回新たに省庁間で協議の上、内閣で法案をまとめ議会に草案が提出される見通しとなった。
また、2019年7月に準備された法案ではあらゆる私有仮想通貨の禁止が規定されており、これに対する業界からの反発が非常に強く、業界としては利害関係者との協議を行い、法案の方針転換を求めているという。
法案によれば違反した者に対して懲役10年以下、最大25クローレルピー(約3億5000万円)の罰金など厳罰が処されることを示唆している。