米Google社の傘下であるYouTubeは2017年2月27日に、動画共有サービス「YouTube」(アプリ版はiOS/Android対応)において、1日あたりの動画の視聴時間が合計で10億時間以上再生されていると発表した。

一般的に視聴者側の立場からは、動画の視聴回数に焦点があてられることが多いが、視聴者が動画を見た時間こそが、実際に動画を楽しんでいたかどうかを考察する方法だとして、YouTubeをクリエイターやファンにとってより魅力的な場所にするのに役立つと考えている。

YouTubeの動画を10億時間、一人で視聴するとなれば、1日24時間、年365日計算にして11万4155年もの長い時間がかかることになる。10万年以上も前の歴史をたどると、石器時代。アフリカから移住し、マンモスやマストドンなどが地球上を歩き回っていた。10万年を光速で移動すれば、天の川の端からもう一方の端まで1日かからずに行くことができると話した。

YouTubeは、世界各地で毎日10億時間も視聴されるにあたって、人々が好奇心をよせ、素晴らしい音楽や、ニュースを視聴したり、好きな人物と結びつけるなど、最新のトレンドを提供しているが、これは単なるマイルストーンではないとし、毎日のように世界中の視聴者を魅了しているクリエイターや、YouTubeの視聴者にお礼を述べた。

参考:YouTube Official Blog