イランのビットコイン投資家であるジーヤ・サダー氏がポッドキャスト「Let’s Talk Bitcoin!」に出演し、ビットコインが我々にとって唯一の選択肢だと言及した。
イランは米国からの経済制裁によって国際的な金融システムから締め出されている状態であるため、内需的に冷え込みを見せている状況と言える。昨年9月にはイランの法定通貨のリアルが下落を見せ、反対に非中央集権で仮想通貨であるビットコイン(BTC)の価格が急騰を見せた。
一時期267万円をつけたこともあり、世界的にビットコインが伸び悩んでいる現状とは反対に活気を見せている。サダー氏はビットコインのおかげで世界中の人々と平等なグランドで立てると指摘、ビットコインはどんな時でもフェアな状況を生み出してくると賞賛。
さらにインフレや経済制裁の影響からこれまでイランは平等なグラウンドに立てなかったが、ビットコインが変化をもたらしていると社会的解決策としてもビットコインの意義について認めている。
経済制裁を受けている状況の中、国民は国の状況下の中で強いられる形と生活するのが今までの流れだが、ビットコインを国民が選択することにより経済に対する恐れを回避することにもなり、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などに比べ、ビットコインは存在価値としても大きな存在へと今後進化していくことだろう。
サダー氏はイランが米政府からの経済制裁から制限を受けていてもビットコインは他の金融機関から制限を受けないとしてフェアな状況を作り出していることにイランが他の国に先駆けて必要性を感じさせると現地の空気を感じさせるよう伝えた。
イランは米国のトランプ大統領との対話路線にあくまで拒否をしていることから、この緊張が継続され続けることでさらにビットコインは高騰していくことにもなるだろう。