パキスタン国立銀行(SBP)の副総裁であるJameel Ahmad氏は2025年までに独自のデジタル通貨「CBDC」の発行を目指していると発表した。1日、パキスタンのYouTubeニュースチャンネル「Public News」が報じた。

パキスタンの財務大臣Asad Umar氏もまた、1日に電子マネー機関(EMI)の立ち上げを祝う式典で公式にデジタル通貨発行を目指しているという声明を発表した。ローカルメディアのDawnが2日に報じた。

Dawnの報道によれば、Umar氏は連邦捜査機関と中央銀行に新しいシステムがサイバーセキュリティを強く考慮するよう依頼したという。Umar氏はまた、たった1件の事件やミスが銀行システムの信頼を回復不可能なほどに損なう可能性があることを主張した。

その対応の一環として、副総裁Ahmad氏は、同機関はすでに2025年までにCBDCの概念を発表することに取り組んでいると宣言した。CBDCの完全な展開は2030年までに行われる予定であるという。

参考:YouTube