Ethereumクラシック(ETC)のあるプライベートプールが持つハッシュレートが51%を超えたと中国のブロックチェーンセキュリティ企業SlowMistが報じたことが7日、Ethereumクラシック公式Twitterにより発表された。
"Chinese blockchain security firm SlowMist sent out an alert that the Ethereum Classic (ETC) network might have been targeted by a 51% attack."
Exclusive: One $ETC Private Pool Claimed over 51% Network Hashrate - Reported via @SlowMist_Team https://t.co/Bshi6OWCaJ
— Ethereum Classic (@eth_classic) 2019年1月7日
二重支払いやチェーンの再構成に関する噂はあるもののネットワーク自体は正常に動作しているという発言をした半日後、急転直下の出来事であり、Proof of Workにより意思決定されているブロックチェーンにおいて最も脅威になると言われている51%攻撃の標的となりうる可能性がEthereumクラシックに湧いてきた。
Ethereumクラシックは現在、取引所や公開マイニングプールなどにおいて出入金に対する確認時間を大幅に延長することを要求している。
多くのロールバックを検出したことによって今回の51%攻撃の予兆を確認したSlowMistは、引き続き原因を追跡し結果が分かり次第発表するとしている。