現在ギリシャには仮想通貨ATMが2台設置されているが、新たに3台を追加する計画が明らかになった。近年ギリシャと言えば財政危機などで話題となったように、ユーロ圏ではあるものの自国の政府への信用の低下から、仮想通貨への需要が高まっている。
仮想通貨ATMは現在、世界で3,500台を超える設置台数となっているが、その70%以上が南米にあると見られる。
一方で仮想通貨大国とも言われる日本では未だに一桁台と普及が遅れており、法定通貨への信用と反比例の傾向が見られる。また、ロシアでは日曜日に22台の仮想通貨ATMが撤去されているという。
日本においてはボラティリティ(価格変動率)の高さから実用性に疑問の声が上がりがちな仮想通貨だが、そうとも限らない世界も多々ある。ATMの設置により法定通貨との交換がたやすくなれば日本においても新たな側面も見えてくるだろうか。
参考:Bitcoinist