ミス・ユニバース2023大会に出場するエルサルバドル代表のアレハンドラ・グアハルドは水曜日の夜、その衣装の選択で視聴者を驚かせた。ミス・ユニバース・エルサルバドルの公式インスタグラムアカウントは、グアハルドがフランシスコ・ゲレロ氏がデザインした「サルバドルの通貨の進化」を表す衣装を着用した姿を映した。

衣装には、カカオ豆、コロン、ドル、ビットコインのシンボルがイメージされている。歴史的に、エルサルバドルではカカオが通貨として使われてきた経緯がある。また、コロンは1892年から2001年まで使用された公式通貨で、その後ドルに置き換わった。

そして現在、エルサルバドルはドルとビットコインの両方を法定通貨として使用している。2021年9月、エルサルバドルは世界最大の暗号通貨を法定通貨とした最初の国となった。それ以来、ビットコインの支持者であるナジブ・ブケレ大統領率いる同国は、国庫のために数千のBTCを購入。11月には、ブケレ大統領は、同国が毎日ビットコインを購入すると発表した。

水曜日、エルサルバドルの議会は、11月に提案された「デジタル資産発行法」を承認した。これには、ビットコインを裏付けとするボルカノ債の発行に関する新たな規制が盛り込まれている。ボルカノ債の技術提供者であるBitfinexは「この新しいデジタル資産規制の枠組みは、待望の火山トークンの発行への道を開くものである。」と述べた。