昨年急成長を遂げたweb3テクノロジーとして非代替トークン(NFT)が挙げられるが、今年は1月に最高売上を記録して以降、毎月売上が減少し続けており9月は1月よりも88%減少した5億4982万ドルの売上に留まったことを示しており、またGoogleトレンドによる関心も同様に88%減少している。

アートなどの所有権の移転などを適切に恒久的に取り扱うことができるなどといった用途で注目を集めたNFTだったが、投機的な過熱による価値の高騰が過ぎ去り売り上げ高にも急ブレーキが掛かっている。

また、所有権の移動といったNFT本来の手続きに問題こそなかったものの、発行されたNFTアートそのものが著作権など他人の権利を侵害する問題のある作品だったケースなども見受けられ、問題提起がされてきた技術でもあった。

1月には47億7000万ドルを売り上げたNFTだったが、9月には88%減少した5億4982万ドルに留まっており、10月に入っても減少傾向は継続しており、10月第一週時点では1億522万ドルとなっており、10月には5億ドルを割り込むペースとなっている。

NFTのトレンドが去ったと取られるデータがある一方で、NFTブームによりコンテンツホルダーが過去の資産を一斉にコンテンツをドロップした結果が昨年の上昇傾向で、NFTへと投下されるコンテンツの生産量自体が減少してきた結果と見る声も聞こえる。

全体的なNFTの売り上げ減少傾向の一方で、売り上げのほとんどを占めているEthereumからSolanaやFlowへとNFT取引のプラットフォームが移行してきている傾向も見られている。

前月比の統計によればEthereumベースでの売り上げが21.26%減少している反面、Solanaベースが109.23%、Flowベースは40.58%増加しているという。