ブルームバーグは6日、米国の大手投資会社Fidelityが、今後数週間以内に機関投資家向けのビットコイン(BTC)取引を開始すると伝えた。

報道によると、昨年10月に設立したFidelityのデジタル通貨部門であるFidelity Digital Assetsが、機関投資家向けにビットコイン取引再開を検討しており、既存のサービスの中に追加するということだ。同社は予定されている店頭取引(OTC)に先立って、今年3月から暗号通貨の保管を提供している企業だ。

今後トレーディングは数週間以内には本格的なものになってくる可能性が高く、ターゲットとしては、主に他のOTC取引のような大容量トレーダーになってくるという。

Fidelityは、詳しいリリース日についてなどは明かさなかったが、将来の方向性はビットコインとより多くの統合を含むだけである」ということをほのめかした。

広報担当のArlene Roberts氏は、ブルームバーグのインタビューで以下のように答えた。

「私たちは私たちの顧客の必要性、管轄権および他の要因に基づいて今後数週間、数か月にわたってサービスを展開し続けるでしょう。現在は間違いなく、私たちはビットコインのサービスに焦点を当てております。」

参考:Bloomberg