アメリカ最大手の仮想通貨取引所Coinbaseは、仮想通貨と仮想通貨間のトレーディングサービスの対象国を、11カ国拡大したことが明らかになった。17日、Coinbaseの公式ブログで発表された。

サービスが拡大された国は、アルゼンチン、メキシコ、ペルー、コロンビア、チリ、インド、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、ニュージーランドの11カ国。

各国の顧客はCoinbase.comとCoinbase Proのプラットフォームを使用し、仮想通貨間のトレーディングサービスに新たにアクセスできるようになった。発表によれば、今回の拡大によりCoinbaseは現在合計53カ国で同サービスを展開しているという。

同社の調べによると、業界全体の「検証済み」取引量の数値によると、Coinbaseは、2018年8月の41%に対し、2019年2月の時点で仮想通貨間の取引は51%を占めていると述べた。

Coinbaseは昨年12月に個人顧客向けに暗号間取引のサポートを追加し、Coinbase.comだけでなくAndroidやiOSのアプリを通じてサービスにアクセスできるようにした。以前は、このサポートはCoinbase Proの顧客だけが利用できるサービスであった。

参考:Coinbase