世界約60カ国で展開している世界最大級の意識調査機関Great Place to Work(GPTW)の調査によると、リップルは、米サンフランシスコのベイエリアのテクノロジー業界において最も優れた雇用主の1つにランクされている。
発表によると、リップルの従業員の91%は、リップルは「仕事をするのに最適な場所である」と述べ、調査対象の95%が「(リップルで)働いていることを他人に伝えることを誇りに思っている」と主張しているという。
さらに、調査に参加した従業員の97%が、「仕事を終わらせるためなら進んで残業をする」と答え、96%が「必要な時にはちゃんと休暇が取れる」と答えた。また、95%が入社時には「会社に歓迎されていると感じた」と答えた。
GPTWが発表したベイエリアで働く中小企業のリスト内で、リップルは17番目の雇用者としてランク付けされた。
全35社のリストうちの17番目はそこまで高くないと感じる人もいるかと思うが、35社のうちリップルが唯一のブロックチェーンおよびデジタル通貨関連企業となっている。
IT系のスタートアップやWebに関するニュースを配信しているメディア「TechCrunch」によると、GPTWにリストされるためには手数料がかかり、GPTWの調査員に企業を観察することを許可する必要があるという。
また、GPTWの特定の前提条件を満たすことができない企業は、認証されることはできず、どのリストにも記載されないことになる。
GPTWが上位にリストアップした企業には、KPMG LLP(10位)や、Cisco(11位)、アドビ(12位)、Deloitte(14位)、NVIDIA(17位)などがある。
伝えられるところによれば、GPTWは3万人以上の匿名の従業員に60以上質問を行う調査を行っており、従業員の信頼や会社の一員としての可能性を最大限に引き出すこと、日々の経験、会社の価値、そしてリーダーの有効性などを取り上げることに力をいれているという。