中東オマーン国の銀行であるBankDhofarは1日、顧客に便利な銀行業務を確保するためRippleNetに参加したことを発表しました。

今回、RippleNetに参加するにあたって、BankDhofarのCIO(最高情報責任者)である、Tariq Taha氏は以下のように述べました。

「RippleNetに加入し、参加銀行やその他の金融機関に即座に支払うためにブロックチェーンを利用するオマーン初の銀行であることを嬉しく思っています。これにより、瞬時に、摩擦のない、安全なクロスボーダーの送金を短期間で提供し、支払いの流れをエンドツーエンドで把握できるようになりました。」

発表の中では、どのリップルソリューションを活用するのかについては触れていませんが、これにより今後、BankDhofarを筆頭にオマーン国や、中東地域でのRippleNet拡大に期待されます。

オマーン国第2位の銀行であるBankDhofarは中東地域一流の銀行として地位を築くことを目的とした「Together 2020」の一環として、最高の顧客体験、革新的な製品、カスタムメイドのクリエイティブなサービスを提供し続けていくとしています。

参考:BankDhofar