6月20日にICOが行われたステータス(SNT)が上場し、早速高値を付けている。ステータスのICOでは、イーサリアムでの参加が集中した。つまり、イーサリアムからの資金が一気に流れこんだわけだ。気になるのはステータス上場後に利確で売りが殺到するのか?高騰を期待し長期保有をするのか?といったところだろう。
結論から言わせていただくと、利確で売却が正解だろう。現在(29日18時)は1SNT/6.8円ほどで推移している。(coinmarketcapの統計より)すべての取引所を確認できたわけではないので、あくまで目安として参考頂きたい。
ステータスのICOでは1ETHで10,000SNTで購入することができた。おおむねだが、イーサリアムは1ETH/2万円から3万円ほどで買い付けた方が多い、今売却すれば実に約2倍となる。(各取引所による誤差は除く)
仮に高値の1ETH/4万5,000円で掴んでしまった方でも1SNT/6.8円とすれば、1.5倍の利益は確定しているわけだ。
もちろんステータスの価値がもっと評価されて高騰するようなことがあれば、この限りではない。ICOはハイリスク・ハイリターンがつきものだが、それを承知でせっかく手にしたステータスを手放したくない、といった心境の方も少なくないだろう。今後の値上がりに期待するのも頷ける。
ちなみに本日29日のステータスは仮想通貨ランキングで早速30位とどっしり構えている。上場直後なので売りと買いが入り乱れて、忙しい相場になりそうだが、長期的に考えるのであれば、寝かせておけばいい。
他の選択肢として考えられるのが、一部のステータスを残して、ビットコインやアルトコインへの買い替えだ。イーサリアムでICOに参加し、得た利益でイーサリアムを買い戻すという流れも悪くないだろう。8月のUASFが落ち着くまではその他アルトコインに分散させるのも手のひとつだ。
さて、今後ステータスの時価総額が上がってランキング上位に位置するのか、それとも下がっていくのか、相場動向が気になるところだ。あくまで目安だがICOでの公募価格から単純計算すれば、1SNT/3円台まで下げてくるようであれば、買い目だと考えられる。
これから先もさまざまなICOが行われるが、今回資金調達には成功したステータスだけに、今後の相場動向が注目されている。