仮想通貨およびデジタル資産に重点を置く大手インデックスファンドの「Morgan Creek Digital」の共同設立者であるAnthony Pompliano氏は7日、自身のTwitterで今後10年間で仮想通貨資産がS&P500を上回る方に100万ドルを賭けても良いと強気な考えを示した。

かつて、S&P500への投資が今後10年でヘッジファンドの投資よりも多くのリターンが得られると予測し、その予測に100万ドルを賭け、見事にその予測を当てた大物投資家ウォーレン・バフェット氏がいる。今回のMorgan Creek DigitalのPompliano氏の予測と賭けは、「バフェット・ベット」と呼ばれるこの有名な賭けのオマージュだとされ、「バフェット・ベット2.0」と呼ばれた。

Morgan Creek Digitalは、ビットコインやイーサリアムといったインデックスファンドをはじめ、ビットコインキャッシュやEOS、ライトコイン、モネロ、ZCash、DASH、IOTA、NEMといったインデックスファンドが今後10年間でS&P500を上回ると予測。Pompliano氏は、同社は少なくとも上場株と比較して、今後10年間の仮想通貨市場の業績見通しに自信を持っていると語った。

「(仮想通貨市場は)過去10年で非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてきました。そして今後10年も前進していくことでしょう。」

この賭けは2019年1月1日に始まり、10年後の2029年に結論が出るかたちとなる。賭けはバフェット氏同様に自前資金で行われ、掛け金100万ドルの収益もバフェット氏同様に、慈善団体に寄付されることになるという。

参考:CoinDesk