ランサムウェアアタックを仕掛けるハッカー「Darkside」が13日、犯罪で得た収益を2つの慈善団体に寄付したことが明らかになった。

Darksideはこれまでランサムウェアにより企業から数百万ドルを得たと主張しており、これを再分配することで「世界をより良い場所にしたい」と声明を出した。

ダークウェブ上のブログに、2つの慈善団体へそれぞれ1万ドル相当にあたる0.88BTC寄付したことを示す領収書を投稿したことで明らかとなった。ランサムウェアとはコンピュータの権限をロックするマルウェアの一種であり、データを返す代わりに身代金を受け取る目的で頒布されている。

Darksideによればランサムウェアの標的とするのは収益性の高い企業のみとしており、イギリスのロビンフッドや日本のねずみ小僧に代表されるような現代版義賊といった立ち振る舞いである。

2つの慈善団体はそれぞれ子供の貧困に取り組むChildren International、クリーンな水へのアクセスを届けるThe Water Projectで、Children InternationalのスポークスマンはBBCに対して「犯罪由来の寄付は受け入れられない」と語り、The Water Projectはコメントに応じなかった。

Children Internationalとしては可能であれば返金したい姿勢を示しているが、Darksideからはミキシングにより送金され、Darkside側のアドレスを特定することが出来ないとしている。

参考:BBC