投資の神様として知られているウォーレン・バフェット氏が先日、米経済番組CNBCに主演し、仮想通貨を持つことは一生ないとコメントした。

ウォーレン・バフェット氏は仮想通貨TRON(トロン)の創業者でもあるジャスティン・サン(孫宇晨)氏と食事をしたことで仮想通貨に対する見方が変わるのかが注目されたが、バフェット氏は仮想通貨に対する考えを全く変えなかったようだ。

サン氏との食事会自体については、3時間半行われたが、全体的にフレンドリーな雰囲気が出たこともあり、嫌悪感がある場所ではなかったという。

また、サン氏はバフェット氏にTRONとBitcoinを贈ったと公表していたが、バフェット氏は「私は仮想通貨を所有していないし、今後も決して保有することはない」とこれを否定した。

サン氏は460万ドル(約5億円)を投じてオークションでバフェット氏との会食の権利を落札したが、筋金入りの仮想通貨嫌いのバフェット氏の考えを変えることはできなかったようだ。

これに対し、仮想通貨業界からはバフェット氏は最近見る目がないのではと反論が出てきている。

仮想通貨トレーダーのジェイコブ・キャンフィールド氏は「ウォーレン・バフェットは彼の人生の中で最高の投資機会を失う習慣がある」と指摘し、「Google、Amazon、Uber、Apple(昨年少し購入)、そしてビットコインを買っていない」と述べている。

また、その一方でビットコインの競争相手である銀行にかなり投資していると解説している。

参考:CNBC(twitter)