トークンエコノミーの構築及び支援を行う、東京に本社を構えるアヤナスシグレは、今月21日に新しく誕生したばかりの仮想通貨WELLが使用可能な、ウェルネストークンエコノミーのプロデュースを行うことを伝えた。

仮想通貨WELLはSECを通してサービス手当として貰えるユーティリティトークンでもある。

ウェルネストークンエコノミーでは健康的な生活を推進しており、2020年2月からはバウンティと呼ばれるそういった各種の依頼をこなす事でWELLが貰えると言う仕組みだ。そのWELLでは微量採血検査や製品やサービスの利用代、また現金への交換も視野に入れており、何かとお金がかかりがちな健康のための審査の費用が、依頼をこなすことで節約できる。

WELLはステラのブロックチェーンのアセットとして作られており、ブロックチェーンに健康活動が記録されることで健康管理の可視化を図られている。

アヤナスシグレとしては、ブロックチェーンと健康の関係性についても強くコラムにて説いており、健康活動はSNSとかで報告してリアクションを沢山もらっても、客観的に評価するには向いていないものだと言う。

しかし、そのあらゆる健康活動をブロックチェーンで具体的に記録すれば、正当な評価が出来るようになる。またブロックチェーンの他の特性である改変が難しい点。手数料も安いと言うのも大きな利点になってくる。

一方で、イーサリアムを元にしたDigixDAOなど保有量に基づいて配当金が貰える仮想通貨などが存在するが、そういった使い方は想定されておらず、あくまで仮想通貨WELLは健康活動に使って欲しいという願いがあるようだ。

医療にカルテといった情報の記録、伝達手段は必要不可欠なものであり、またレコーディングダイエットといったものも流行っているように、医療の面でも健康の面でも記録を残すことの重要性は確かなものとなっている。仮想通貨、及びブロックチェーンの健康の面での活用法は、こういったアヤナスシグレのような積極的な活動で広まっていくことだろう。

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