アルトコインの中でも草コインと言われるあまり知られていない仮想通貨を保有している人にとって、そのコインに将来性があるのかを調査するのは非常に重要である。

そんな中、仮想通貨の開発状況を追跡している企業「CoinCodeCap」が直近90日以上開発の進捗が見れられない仮想通貨(通称:デッド通貨)とその通貨を取り扱っている仮想通貨取引所のリストを公開した。

CoinCodeCapはソフトウェア開発プラットフォームであるGitHubにコードの提出が行われていて、直近90日以上開発状況が更新されていない通貨を基準としており、上場していない銘柄も含め1240銘柄もあるという。

さらに、そのデッド通貨を取り扱っている仮想通貨取引所は合計312社と報告されており、デッド通貨を100銘柄以上取り扱っている仮想通貨取引所は合計7社あるとしている。

なお、日本の仮想通貨取引所のほとんどは有名な仮想通貨しか取り扱っていないので、現時点でこのリストには入っていない。

海外の取引所において知らない仮想通貨を取引する際には保有している仮想通貨がデッド通貨として今後無くなる可能性があることをも投資家は認知はしておいた方がいいだろう。

長期で保有するつもりであるならば、最低でも取引前にCoinCodeCapでデッド通貨かを調査しておくことをおすすめする。

リストされた銘柄が問題ある銘柄として決まるわけではないが、直近のプロジェクトの進捗を見る一つの指標としては参考になるはずだ。

資産運用においても証券会社が投資信託分野にて評価しているのと同様に、仮想通貨にも評価する企業があることで私たちの資産が守られるため、このような企業サイトは積極的に参考していきたいものである。

参考:CoinCodeCap