次世代の遺言システムになるとも考えられる、次世代遺言スマートコントラクトを作成できるシステムをZWEISPACE(ツバイスペース)が開発した。

相続における親族や親戚同士のトラブルは今でも争いの元となっているが、遺言をスマートコントラクトで実施することにより解消を図ろうとしている。実際の実務に即したオペレーションに組み込まれるスマートコントラクトは世界で初めてであり、遺言にかかわるスマートコントラクトも当然、世界初だ。

スマートコントラクトについてはブロックチェーン上に記載されることから、改ざんできないというメリットがあり、この遺言システムを活用する者が保険会社との連携によって、保険料請求や弁護士に関わる遺言に対し速やかに対応することができる。遺言におけるトラブルに関わる費用や時間を削減できるとして、今後無くてはならないシステムと言え、親族や親戚同士が事前に遺言における告知のされかたを理解していれば訴訟リスクを大幅に減らすことが出来るだろう。

特に日本では高齢者の割合が年々増え続けており認知症も社会問題となっている。まだ認知できる状態でこれらのシステムを理解し活用するようになれば、のちのち認知症にかかった高齢者に対し、どのように対応すればいいかを明確にすることもできる。また、資産運用に関してもこのシステムを活用されることが期待でき、老後のプランにおいても使われていくことが予想される。

人の意志を第三者によって改ざんできないようにするために、ブロックチェーンによるスマートコントラクトは非常に利便性が高い。

同サービスは来月以降に開催されるコンサルティング会社主催の士業・金融機関向けセミナー等で詳しい説明があり、相続関連に携わる金融機関や全国の司法書士事務所等からの利用申し込みを受け付けるという。

参考:PR Times