3億人の月間ユーザーがいる人気写真共有サイトの米Imgurは26日、リップルの元CTOが設立したウェブマネタイズプラットフォーム「Coil」から2,000万ドル(約21億円)の出資があったことを発表した。

この資金は、Imgurがインターネットをよりポジティブな場所にしていくことを継続するためのものとされている。

この取引の一環として、Coilの創設者兼CEOであり、リップルの元CTOであるStefan Thomas氏が、Imgurの取締役会に加わる予定となっている。

Imgurの創設者兼CEOであるAlan Schaaf氏は、「Imgurは2009年にインターネットへの贈り物として始めました。この10年間、“得たものよりも多くを与える”という私たちのコアバリューに基づいて、最大かつ最もポジティブなオンラインコミュニティを構築しました。チームとしての活動からパートナーと組んで行う活動まで全てが、コミュニティに恩恵を与えるというコアバリューに基づいて構築されております。Coilの技術は、ユーザーが互いに譲り合い、コミュニティを支援する新しい機会を切り開きます。」と述べ、同社の理念を強調しつつ、コミュニティへの想いを語った。

CoilのCEOであるStefan Thomas氏は、「Alanと出会った時、私たちはすぐさまウェブへの情熱や、今日直面している克服すべき課題などを共有し、理解し合うことが出来ました。私たちは、何百万というクリエイターと、そのファンに力を与えることが出来るパートナーシップを結べたことに大変喜んでおります。」と語った。

この投資はImgurに大きな勢いをつけ、Imgurの広告部門にとってこれまでで最高の総売上高を記録し、10年連続の成長を果たした。

参考:PR Newswire