仮想通貨トレーダーに人気の仮想通貨取引所「Bitmex(ビットメックス)」のCEOである、アーサー・ヘイズ氏がビットコイン相場に強気な見解を示した。

ヘイズ氏によれば今回のビットコインの大幅な下落から急速な回復ぶりを見て、ビットコインに強気相場が現われており、確信を得たことをツイートした。

同ツイートの内容によれば、この強気相場は本物で、7,000ドルを下回る下落は一時的。2、3日後に再び8,000ドルを超えたことで、9月と12月の契約もコンタンゴ(順鞘)だと述べている。

今までビットコインが大幅に下落した後に回復に時間を要している事もあり、時には数ヶ月かかることもあった。しかし、今回の回復ぶりは市場関係者や投資家にわかりやすい推移を示したことから、ビットコインに対して明らかに人々が需要を見込んでいるのかがわかる。

今回の回復によって1BTC=8,000ドルはキープすべきとの考えを持っている投資家が多いことも裏付けされる形となった。

ヘイズ氏は今年3月、FRBによる金融緩和路線への転換などの理由に、ビットコインは年末までには1万ドルを回復すると予想しており、1万ドルまではすでに近い状態である事から、現実的な予想であったと周りからは確信にも結びついたことだろう。

先週末のビットコインのフラッシュクラッシュ直後に、ここを踏ん張らなければ2万ドルと言う、2017年末に記録したビットコイン価格に到達する事はないとの見方も示していたが期待感が出てきた。

ビットコインに対し強気な発言をしているアナリストや市場関係者らからの予測に市場からは信憑性があるのか疑問の声も出ていたが、今回の件は多くの投資家に希望を与えたことだろう。