仮想通貨ハードウォレット大手であるレジャーが、同社製品であるnanoSについて、フランスの政府機関である国立情報システム・セキュリティー庁(ANSSI)からセキュリティ証明のCPSN認証を取得した。

レジャーはフランスを拠点としている企業であることから、まずは自国で認められつつ、今後様々な国での認証機関にて証明していくと考えられる。

今回の結果を受けて、ANSSIは国防および国家安全保障において、フランス首相を補佐とする国防安全保障事務局長(SGDSN)にて報告を行うとしている。

フランスにおいてはマクロン大統領がサプライチェーン管理部門にブロックチェーンを活用するよう言及したことも話題になっていることから、今回のレジャーの認証はブロックチェーン管理部門を世界的にアピールするためにも良いきっかけとなったことだろう。

CPSN認証を取得した製品は、ANSSIラボにおいて、複数の攻撃シナリオによるセキュリティテストを実施した後に評価を受ける必要があり、評価内容にはファイアウォールやユーザー識別、認証とアクセス、安全な通信、取り込みソフトウェアに渡ることから、認証を受けたレジャー製品を安心して利用できるだろう。

しかし、サイバー攻撃においては日々進化されていることもあり、定期的に検証されていくのかによってCPSN認証の質が問われることにもなる。

レジャー自身もレジャー・ドンジョンと呼ばれる独自のセキュリティ評価部門、アタック・ラボを運用しており、様々な脅威による攻撃シナリオについて耐性テストを実施していると言う。

今後、レジャーのアタック・ラボに耐性検証を求める企業も出てくることも考えられ、レジャーの企業価値はさらに高められていくことだろう。