ツイッターにてライトニングネットワークを通じ少額のビットコイン(BTC)を送金できるようになったことが話題となっている。

グーグルクローム、およびファイアフォックスの拡張機能ベータ版「Tippin.me」がリリースされ、同アプリにより気軽にビットコイン送金が可能となった。

ビットコインは通常、仮想通貨取引所において法定通貨から購入することが一般的で、その後相手先に送る場合には同取引所から送金処理をするようにする。

その時に手数料を引かれたり、わざわざ取引所サイトに向かって送金手続きを取らなくてはならないために煩わしさを感じた。しかし今回ツイッターにてビットコイン送金が気軽にできることから、今後投げ銭的に利用する人も増えていく可能性がある。

Tippinはエンジニアでもあるセルジオ・アブリル氏がライトニングネットワークを気軽に使用できるために立ち上げたプロジェクトであり、さらに少額のチップではほぼ手数料を無料にて早く送金することが可能となるため、送金方法として高い人気を誇る可能性があると期待を膨らませている。

ツイッターにてこのような少額でのビットコインの送受信ができることで、今後他のSNSでも採用してくることも考えられる。

しかし注意しなくてはならない点もあり、最近偽アプリによって仮想通貨が盗まれると言うような事件が世界各地にて報告されているため、アプリを利用する際には公式サイトであることを確認してインストールするように心がけるべきである。

リンクを通してアプリを入手すると偽サイトに誘導されてしまうこともあるため、公式サイトに直接アクセスしインストールするのが無難だと言える。今後、ライトニングネットワークが当たり前の技術として使われる時代はそう遠くはないだろう。

参考:Bitcoinist