Commerzbank、ING、Natixis、Rabobankの4つの欧州銀行は、ブロックチェーンコンソーシアムのスタートアップR3によって開発されたCordaプラットフォームで短期債券のライブ取引を決済した。6日、米国のKnect365が運営するFinTech Futuresが報じた。

FinTech Futureの報告によると、この取引には、想定元本で100,000ユーロ(約1,280万)相当の1日満期のユーロ・コマーシャル・ペーパー(ECP)の発行が含まれていたという。本拠をパリに置く投資銀行グループNatixisは発行者として、Rabobankは投資家として、INGはディーラーと受託者の両者として行動し、ドイツのメガバンクであるCommerzbank社が技術サポートと規制ガイダンスを提供したという。

このブロックチェーンソリューションは、銀行の運用コストとリスクを削減するとともに、その顧客に対する取引の迅速化を目的としている。INGのマネーマーケットと中央銀行の販売責任者であるMarnix Bruning氏は、今回行われた取引について以下のように語った。

「今回行われたこのライブ取引は、ECPをより効率的かつコスト効率よく処理するための基盤を作ってくれます。また、直接決済を可能にし、同時にオペレーショナルリスクとコストを削減するDLTプラットフォームの改良を開始することを示しております。」

昨日には、ブラジル最大の民間銀行が、英国銀行Standard Charteredと提携して、小口ローンのためのブロックチェーンベースのプラットフォームを作成したと報告した。両当事者はR3のCorda Connectをベースにしたプラットフォームの概念実証を成功裏に実施したという。

これらの新サービスは、世界各国の金融機関の流動性管理を改善し、全体的な効率を向上させていくことになりそうだ。

参考:FinTech Futures