ロイターは26日、リップルがグーグルの元開発責任者Amir Sarhangi氏を製品部門の副部長として雇用したことを報じた。

Sarhangi氏は、RCS(リッチコミュニケーションサービス)のソリューションの開発及び提供を行っていたJibe Mobileという会社のCEOであったが、2015年にグーグルが同社を買収した際に、グーグルのRCSの責任者に任命された。

このRCSとは、携帯電話においてSMSに続く標準的なコミュニケーションと目されているサービスであり、アップルやサムスンなどの大手グローバル・テクノロジー・サプライヤーに広く採用されている。

RCSソリューションの導入により、異なる通信キャリア間でチャットメッセージのやりとりやファイル転送、ビデオチャットなど、さまざまなリアルタイム・サービスが実現可能となる。

XRPを使用した国際間のシームレスな取引の実現において、Sarhangi氏のRCSソリューションは非常に大きな役割を果たすことになりそうだ。

参考:Reuters