ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は23日、米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)の仮想通貨カストディサービスの承認を許可した。

NYDFSはCoinbaseの子会社であるCoinbase Custody Trust Company LLCの設立および、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)の6つの仮想通貨の資産管理サービスを許可した。

CoinbaseのCOOであるAsif Hirji氏は、NYDFSは仮想通貨業界の成長における強力な主張者であることを指摘し、今回同局が承認した動きを賞賛し、以下のように述べた。

「NYDFSの承認によって、Coinbase Custodyは今後、仮想通貨の保管機関として比類なき成功を踏まえつつ、ニューヨークで展開される他の金融機関同様にサービスを展開していきたい。」と語った。

Coinbaseは他の多くの製品についても規制当局の承認を求めている。6月には、同社は米国証券取引委員会(SEC)と金融業規制当局(FINRA)を通じてブローカー・ディーラー・ライセンス、代替取引システム・ライセンス、登録投資顧問ライセンスを求めていると発表した。

取引所がこれらのライセンスの承認を得た場合、ブロックチェーンベースの証券商品を提供することがさらに同社によって明らかにされている。

参考:NYDFS