元WBC世界フライ級チャンピオンであるマニー・パッキャオ氏が仮想通貨「PAC TOKEN」の発行に向け本格的な取り組みを開始していることがわかった。

シンガポールに拠点を置いているGlobal Crypto Offering Exchange(GCOX)はスポーツ選手やアイドルなど有名人の仮想通貨発行を支援しているプラットフォームで、同プラットフォームを利用することで独自の仮想通貨を発行することができる。

同社は世界で活躍するスポーツ選手やアイドルの人気度をトークン化することで有名人の人気指数を確立することに取り組んでおり、また選手が引退した後でも人気を保ち続ければ、ビジネスに発展することも可能だ。

発行された有名人独自の仮想通貨はグッズの購入などにも使用できるようになる。独自通貨でしか購入できないオリジナルグッズがあればその通貨の需要も高まるだろう。

しかしながら有名なスポーツ選手であれば、保有しようとするファンが購入に進むと思われるが、マイナーなスポーツや知名度が低いスポーツ選手であれば、発行してもその後利用されるかは不明と言える。

パッキャオ氏だけに限らず、最近ではスター選手が独自の仮想通貨を発行しており、GCOXのプラットフォームにて様々な歌手やスポーツ選手が発行した独自通貨がたくさん現れるようになれば、ビットコインなどの主要仮想通貨とはまた違う楽しみも出てくるだろう。

また、将来的に期待が持てるスポーツ選手や歌手に対してGCOXでサポートしたり、試合などで負傷したスポーツ選手に対して支援金として有志たちから集めることも可能ではないだろうか。

クラウドファンディングにも似たような形として、スポーツ選手や歌手にとってはまだ実りが出ていない時に独自仮想通貨を発行することで今後の活動を支えられることにもなる。日本においてもこのようなプラットフォームは必要と言えるだろう。

参考:YouTube