東京五輪が近づくにつれ様々な催し物やイベントが行われる昨今、リップル(XRP)を公式通貨にしようとするキャンペーンが注目されている。

このキャンペーンはオンライン署名プラットフォームであるChange.orgで行われている。宛先はIOC(国際オリンピック委員会)となっており、現在8,000人以上の賛同を集めている。

まだ賛同者が一万人未満であるのと海外のオンライン署名プラットフォームでの活動であるため若干知名度の低さは感じつつも、関心を持っている人々がいることは確かだ。

リップルに関しては最近ビットコインよりも関心があることをGoogleトレンドで確認できている。

Ken Takahashi氏によれば、過去行われた北京やリオデジャネイロの時に観光客による現地通貨への需要が急増し、両替所に長蛇の列ができたとして、XRPの取引スピードやセキュリティがこの問題を解決する上で大きな貢献をすると信じているとあくまでXRPの可能性に期待を持っていることがわかる。

日本人はまだ投資意識を徐々に高まりつつも海外に比べ貯蓄を好む国民性からXRPが公式通貨に採用されたとしても、わざわざ利用していくかは不明な点が大きい。また、ネット上では五輪のロゴを改変し、キャンペーンに使用するのは著作権侵害にあたるのではと疑問の声も見られる。

参考:Change.org