仮想通貨について北朝鮮も前向きに捉えている。10月に同国にてカンファレンスが開催されるという。Straits Timesによると北朝鮮が仮想通貨とブロックチェーンの国際カンファレンスを10月に開催する計画を立てていると伝えられている。

今後、北朝鮮との国際交流が、仮想通貨やブロックチェーン技術に関わる事業や国際的なプロジェクトにより盛んになることも考えられる。

記事によれば、仮想通貨とブロックチェーンの国際コンファレンスは、平壌で10月1日、2日の2日間で開催される予定としており、3日には北朝鮮は世界的に有名な仮想通貨とブロックチェーンの専門家を一つの部屋に集め、北朝鮮のビジネス界の大物と交流を行うという。

さらに北朝鮮が持つ分散型技術を卓越した技量のお披露目をするとして、市場関係者にとって興味のある催し物が待ち構えている。

現在、平壌のどこで開催されるか未定であり、交通手段は何を使うかなどの詳細もわかっていない。また、国際カンファレンスにも関わらず、開催は公式な発表ではない。

Straits Timesが引用した米国ラジオ・フリー・アジアは韓国の聯合ニュースを引用する一方、聯合ニュースの方は一部、ラジオ・フリー・アジアを引用して報道しているという。

3月にはトルコの金融機関に対するサイバー攻撃に、北朝鮮が関与している疑いがあるとも報じられており、謎に満ちた北朝鮮の行動には世界からも注目されているだろう。

今後、北朝鮮での国際カンファレンスが認められるようであれば、北朝鮮にとって外貨の獲得に繋がるため、国としても利益力が与えられるとも言える。

参考:Straits Times