アップルの共同創業者である、Steve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏がブロックチェーンプロジェクトに初めて関わることを表明した。

ラスベガスで13~15日の3日間開催されたカンファレンス、ChainXChangedeでの発言をNullTXが報じた。

ウォズニアック氏は、ブロックチェーンスタートアップに参画する理由について、「私自身初めての挑戦となるが、近々ブロックチェーン企業に関わっていこうと思っている。」と前向きにコメントしている。

さらにウォズニアック氏が関わる企業は、新たな形の通貨を作るようなものではないと仮想通貨発行に関わることに対しては否定し、形が何もないのに理由もなく価値が上昇しているような投機的なものに関わるものではないとも伝えている。

参画する企業については、投資事業を行っており、実績もあり、例を挙げれば、ドバイにあるアパート、ビルなどへの投資があると伝えている。

また、ウォズニアック氏はブロックチェーンが持つ魅力について、その性質はまるでインターネットが誕生した時と同じようだと語り、ブロックチェーンが持つ技術背景には驚かさせれるとブロックチェーンの可能性について大きく評価している。

ウォズニアック氏はイーサリアムのプラットフォームとアップルストアを引き合いに出し、両社が持つ企業や個人が独自のアプリケーションを構築できる性質に関してイーサリアムはブロックチェーンアプリケーションを個人が構築するのに大いに役立っていると評価している。加えてイーサリアムを用いての独自のアプリケーション構築を行っている絶対数が増えてきているのを感じていると拡大している現状に対してもコメントもした。

今後、同氏がブロックチェーン関連に参画する事で、新たなブロックチェーンの使われ方が提案される可能性も十分に考えられる。それに伴い市場規模も拡大していく事は間違いないだろう。

参考:NullTX