今月27日からニューヨークにて、業界初となる仮想通貨のヘッジファンドサミット「2018 Crypto Hedge Fund Summit」が開催される。

起業家向けのサービスを提供するLiaoyuan社と仮想通貨取引プロバイダーのTrade Terminal社が共同で開催するこのサミットには、世界最大の資産運用会社であるブラックロックやブロックタワー、ツー・シグマ・コンパスなどの大手の参加が確認されている。

流通市場向けのサミットではあるものの、個人投資家も参加可能で、200人以上の仮想通貨関連分野の研究者や専門家、インフルエンサーやファンドマネージャーが一堂に会し、現在の市場の評価や将来の動向などについて、活発な議論が行われる予定だ。

Liaoyuan社の最高経営責任者であるChen Li氏は、このサミット開催の動機について、仮想通貨市場は、急速に成長しているものの、多くのファンドマネージャーは依然として、法的、技術的面で懸念を持っており、投資を前進させるためには、そのあたりの事実関係を明確にする機会が必要だと述べている。

このサミットに参加を表明しているブラックロックは仮想通貨関連のリサーチを開始していることが報じられたばかり。

今回のサミットで様々な意見が交わされれば、市場にも大きく影響を与えることだろう。

参考:PR Newswire