韓国の大手IT企業Samsung(サムスン)は20日、仮想通貨の支払いを受け入れる方針であることを発表した。開発はフィンテック企業のCopPayが持つプラットフォームとの連携により実現した。

同サービスはエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国で開始される予定となっており、Tallinn(エストニア)、Riga (ラトビア)、Vilnius(リトアニア)、Kaunas(リトアニア)にあるSamsungストアにて取り扱われる予定だ。

利用可能となる仮想通貨はリップル(XRP)をはじめ、ビットコイン(BTC)、ダッシュ(DASH)、スチーム(STEEM)、ライトコイン(LTC)、ネム(NEM)、イーサリアム(ETH)の7つ。

XRPについては、最近は仮想通貨ではないとして警告をする者も増えていたが、今回Samsungが取り扱うことでその見方も変わってくる可能性が出てきた。

AIによって完全に運営され、ブロックチェーン技術に基づいた最初の暗号資産投資ファンドであるElpis InvestmentsのCEOであるAnatoly Castella氏は、XRPはデジタル通貨ではなく、仮想通貨として分類されるべきではないとし、以下のようなコメントを述べて投資家達に警告した。

「SEC(米証券取引委員会)がXRPを証券として分類した場合、短期的に市場価値の大幅な落ち込みを経験するだろう。長期的に見ても、単に機関投資家たちが所有するデジタル資産になるだけだ。」

他にも、仮想通貨や企業の株式を購入するヘッジファンドのAutonomous PartnersもXRPを避けており、規制が入った時、XRPは他の仮想通貨よりも扱いが違ってくると予想している。

しかし、今回SamsungがXRPでの支払いを受け入れたことで、上記のようなファンドや企業によって指摘されてきたXRPの不確実性や疑惑を大幅に覆す可能性が出てきた。

分散化されており、通貨として実用的であり、広い範囲で受け入れられているという現実を考えれば、XRPが受け入れられるのは当然なことなのかもしれない。

現段階ではXRPが証券に該当するのか否か断言はできないが、答えが出るのはそう遠い日ではないだろう。SECの見解を待ちたい。

参考:Ethereum World News