仮想通貨交換業者であるGMOコインは20日、J3リーグのFC琉球と2018シーズンクラブパートナー契約を結んだことを発表した。協賛金はビットコインで支払うとしている。

プロサッカークラブの協賛金を仮想通貨で支払うことは異例であり、日本では初めての事例とみられる。

今回のパートナー契約は、GMOコインの仮想通貨事業の認知拡大と沖縄県の地域発展を目的としており、交換業者間での顧客獲得競争に勝ち抜きたいことや仮想通貨に対してのイメージアップの狙いもあると考えられる。

さらにFC琉球がJ2に昇格を果たした場合には、ボーナスとしてビットコインを進呈することも検討しており、ボーナスの金額は10BTCで選手に分配されるとのこと。

(画像はGMOコイン公式サイトより)

さらにFC琉球ではブロックチェーン技術を活用したファン・サポーター向けサービスの開発などを検討している。

今回のGMOコインに限らず、他の交換業者も今後の宣伝活動として、サッカーのクラブチームだけでなく、支援が必要なチームのオフィシャルサポーターとして提携の話も出てくることだろう。

参考:GMOコイン